浅間山ミュージアム
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■浅間学の提唱

 浅間山学とは、長野原町で、スイートグラスというキャンプ場を経営している福嶋誠氏が提唱した一種の文化論ですが、誤解を恐れずに簡単に言えば、「浅間山の文化は、浅間山ありきなんだ。浅間山ぬきに、浅間高原は語れないんだということです。では、氏のブログを紹介してみたいと思います。

浅間山麓デコボコ日記より抜粋して紹介

 ここでは全ての中心が浅間山。
 昨年の9月1日に浅間山は噴火した。

 噴火をきっかけに、嬬恋郷土資料館の松島栄治館長と知り合い、その後、何度か資料館に先生をお訪ねしてお話をうかがう機会に恵まれた。私は松島先生の人柄や人生観に深く共感するところがあり、その時、浅間山と山麓の地域社会を考える事は、或る種の人生観というか、文化を共有することに通ずると直感した。

 以後、この「直感」は私の脳裡を占領しつづけ、今では、嬬恋・北軽(長野原)にまたがる浅間山麓一帯には、文化としての「浅間学」が是非とも必要ではないかと考えるに至った。

(略)

 しかし、浅間山は生きた火山として、その姿にいつでも触れることができ、尚かつ数百年に一度は大噴火によって山麓一帯を焼き尽くし、埋め尽くしてしまう。天明三年規模の大噴火はいつ起こるのか予知は出来ないが、必ず起こるのは間違いない。

 しかしこの山があるからこそ、人間は荒々しい自然の力を実感し、又、その美しさに癒される。浅間山麓に生きる一人の人間として、浅間山のロケーションから派生する文化を「浅間学」として発信してみたいと思う。現代社会はリゾートの原点として「浅間学」を求めていると私は思う。
             福嶋誠氏(浅間山麓デコボコ日記)より


浅間学

 

 福嶋誠氏は、浅間山学を提唱します。というのは、浅間高原で育った文化には、何らかの形で浅間山の影響を受けているとのこと。

 それは、浅間高原以外の人には、わかりにくくとも、浅間高原に住む者にとっては、明確に影響があるものだと氏は語ります。

 では、浅間学とは何か?

「浅間高原は、浅間山ありきなんだ。浅間山抜きには、自然・生態・文化・歴史は語れないんだ」

と福嶋誠氏は語ります。

非営利団体(NPO) 浅間山ミュージアム事務局
〒377-1613 群馬県吾妻郡嬬恋村大笹2191-33 嬬恋高原倶楽部・飯田  TEL0279-96-1600

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