烏帽子岳 |
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烏帽子岳全国の烏帽子岳、烏帽子山をあわせると８５もあるらしい。丸ければ丸山、とんがっていれば烏帽子とつけたのではないかと思われるふしがあります。で、ごたぶんに漏れず、とんがっています。 信州百名山のひとつに入れた清水栄一は、「何回登ってもその烏帽子のように尖った美しい草原の頂上は私を満足させる」と著書の中で記していますので、おそらくお気に入りの山だったのでしょう。いまも、２０００メートルを超す山としては比較的らくに登れるため、家族連れやカップルを筆頭に、中高年の登山者にも人気の高い山です。  地蔵峠が入山口。駐車場（無料）もあります。林道をキャンプ場まで。ゆるい傾斜の道を進み、やがてツツジ平経由湯ノ丸山への道を右へ分けてさらに西へ。ほぼ等高線沿いの湯ノ丸山の南山腹を進み、湯ノ丸山と烏帽子岳を結ぶ尾根の鞍部へでます。右は湯ノ丸山へ、左は烏帽子岳へと道を分け、頂上から南へのびるひらけた尾根上となります。まっすぐ北上ひとふんばりで頂上。入山口から約１時間半強。  頂上の展望は、素晴らしい山です。６月のレンゲツツジ、特に湯ノ丸山の６０万株といわれるそれは見事。烏帽子岳の南と東山腹のやや高い位置に点在するサラサドウダンの紅葉は美しいです。また地蔵峠付近はヤナギランをはじめ高山植物がけっこう多いですね。  |
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