黒斑山 |
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黒斑山群馬県と長野県境にあり、浅間山の西に位置している標高2414bの山で、浅間山の外輪山として、その眺めは雄大。北軽井沢ブルーベリーYGHから約50分で車坂峠に着。車坂峠からは、表コース、中コース、裏コースの3コースがあり、アプローチも割合と短く、どのコースからでも楽しめる。表コースからは、真っ直ぐに東へ向って行くとすぐに平ら右車坂山の頂上に出る。木立の中の急な下りがわずかあって、再び砂礫の急な登り。振り返ると、篭ノ登山方面が見える。岩石の散乱した傾斜のゆるい尾根の道は、いくつかの木立をぬけ、平らなヤセ尾根を通りすぎてコメツガの林の中を急登する。 やがて、独標2296メートルの槍が鞘で、前方には牙山の稜線が望まれ、その左側には雄大な浅間山が姿を見る。ここを左に折れて少し下ると木立が切れ、頭上にはトーミの頭の巨岩がのしかかって来るようである。 ここで、左から上って来る中道(中コース)と合し、右側がスッパリと切れ落ちた崖の渕をひと登りするとそこが見晴し台ともいえるトーミの頭の岩頭。眼下には湯ノ平高原を従えた浅間山が迫って来る。また、崖沿に少し行くと、右下へ草スベリの小道が分れる。 ここから急な登りをわずか行くと、黒斑山の頂上。黒斑山を後に稜線をくだり、5万年前にできたといわれる旧浅間山のカルデラ壁のへりに沿っていくと、やがて稜線は岩稜となり、傾斜のゆるい斜面には高山植物がたくさん生えている。大きな岩の上が蛇骨岳(2366メートル)で、ここからは、白っぽいガレの仙人岳(2319メートル)、虎ノ尾、続いてJバンドを見ることができる。蛇骨岳から裏コース、三ッ尾根山林道を経て、車坂峠に着く。 |
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