平治温泉(逢友荘)

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平治温泉(逢友荘)

 すっぽん料理が名物という「逢友荘」が経営。風呂は男女別の内湯のみで、5人ぐらい入れる石造りの浴槽。日本秘湯に入る会『この温泉が好きだ』で紹介された源泉かけ流し温泉。





以下、本に紹介された内容を抜粋します
   日本秘湯に入る会 『この温泉が好きだ』
   発行所 株式会社 岩波書店 ページ64〜65
   仲間が集まるすっぽんの温泉  取材者 ぬくいずみ・たろう     

◆ぬるめの掛け流し温泉に、ゆったり浸かる

 宿の奥には男女別の小さな浴室があります。長方形の浴槽から源泉掛け流しのお湯がザバザバとあふれ出しています。あふれ出したところの床が赤茶色に変色しています。ライオンの湯口にはビニールホースが突っ込まれています。これは湯口から出る湯が空気に触れることなく直接浴槽に注ぎ込み温泉の温度を下げないようにしているのだそうです。お湯をなめると舌先がちょっとピリッとした後に鉄さびのような味がします。少し離れた吾妻川の対岸の温泉からお湯を引いているので、温度はぬるめです。でもそのおかげで、ゆっくりと長湯ができます。

◆ここにくれば友達に会える

「温泉の面倒を見るのは大変だよ」というおじさん。すっぽん温泉養殖の先駆者だけあって発想が柔軟で、おもしろい話が続出です。活発で働き者のおばさんは、毎朝浴槽のお湯を全部抜いて風呂掃除。毎日かかさない日課だそうです。玄関でお客さんをお出迎えしてくれるの黒い犬はクロちゃん。逢友荘のマスコットです。
 おじさん、おばさん、クロちゃんがお出迎えしてくれる逢友荘は、民宿であると同時に地域の社交場的な温泉浴場として利用されています。湯上りには大広間でのんびりと休憩しながら、おしゃべりに花が咲きます。
「逢友荘」の名は「ここに来れば友達に会える」という意味だそうです。この宿は35人泊まれますが、できれば仲間と貸切ですっぽんと温泉を楽しむのがお薦めです。そのほうがおじさんも楽しいそうです。団体お断りの静かな宿もいいものですが、こういう気楽な宿もまたいいものです。私たちも大勢で泊まって、すっぽんに舌鼓を打ちながら語り明かします。もちろんその輪の中にはおじさんの顔があります。今夜も長い夜になりそうです。


吾妻郡嬬恋村大字三原145−2
電話 0279−97−3586
http://www11.ocn.ne.jp/~kaiteki/houyuusou.html

細則第6条掲示 加水・加温・循環ろ過・入浴剤添加・塩素系消毒=全てなし