裏妙義山・ハイキング

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裏妙義山

 
妙義山同様に危険な山。
国民宿舎から登るのが一般的なルート。
ロックガーデンもある。

 裏妙義は、昔から奇峰・奇山前等で名高く 、天下の名勝として国指定となっています。標高は低いですけれども、その岩場の変化と四季の移り変との美しさは、古来よと幾多の登山者に愛されてきました。

 なかでも日本アルプスの開拓者で「日本アルプスの父」といわれるウエストンはこよなく妙義を愛し、地元の名ガイド根本清蔵をつれて、妙義山をあちこちと歩き、大正11年(一九一四)九月五日に、金鶏山中の筆頭岩をロープに結んで登る近代登山の方法で登っていますが、ウエストンと根本清蔵の友情はこの妙義に芽ばえ、日本アルプスから遠くロンドン郊外で彼が、水眠するまで続きました。