神津牧場

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神津牧場

神津牧場の魅力を写真にしてみました。
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これが入り口。
ポイント高いです。
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柵も白ペンキなのがいい。
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柵の中にも出入り自由。
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木陰で休んでると、後から山羊が襲ってきます。
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かわいいジャージー牛だけしかいない。
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ヨーグルトも美味しい
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搾乳光景もみられました。
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子牛がかわいい!
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〒370-2626 群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250
財団法人 神津牧場
TEL:0274-84-2363(代)
FAX:0274-84-2362
E-mail:kouzubokujyo@mist.ocn.ne.jp

http://www.town.shimonita.gunma.jp/contents/List.asp?CONTENTNO=47
http://www.kouzubokujyo.or.jp/

  神津牧場は、明治20年、神津邦太郎(長野県北佐久郡志賀村、現佐久市)によって開設されました。その目的は、有畜農業の導入により農業の改革を進めること、乳肉食による日本人の体質改善を行うことにありました。そこで、群馬県甘楽郡西牧村物見官有地を借り受け、牛舎を設置して牧場を開設しました。そのために、わが国で最初の洋式牧場といわれているのです。その後、いくつかの経営の変遷をたどり、昭和20年4月、財団法人 神津牧場が買い受けて現在に至っています。

 広い草地を生かした放牧利用を中心に、自給飼料を活用して健康なジャージー牛を飼養している牧場です。また、農林畜産業に必要な新しい技術の実証試験や、家畜飼養や乳製品加工の研修生や実習生の受け入れ、畜産農家からの乳用牛の預託育成なども行っています。ジャージー牛から搾った新鮮な生乳を元にして、味と品質で親しまれる牛乳・乳製品の生産から販売までを行っています。 総面積およそ387haの広大な土地に、ジャージー牛約200頭を飼養・育成し、春から秋までは搾乳牛の昼夜放牧を行うなど、土地や気候の条件に適応した山地酪農を実施しています。また、ジャージー種の繁殖、搾乳、牛乳・乳製品の製造から販売までの一貫経営を行っています。

 神津牧場は、群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧に所在し、群馬・長野の県境にある物見山(標高1375m)の山頂部から東側斜面にかけて約387haの面積を有し、約100haが牧草地となっています。また、水源滋養や土砂流出防備などの保安林を含めた林地が多く残されているほか、ハイキングコース、展望台、探鳥の森、天文台などが設置されています。

 乳用牛としては、設立当初よりジャージー種を飼育し、日本ジャージー種とでもいうべきものをつくりあげてきました。また、ジャージー種の繁殖、搾乳から牛乳・乳製品の製造・加工・販売まで、一貫した経営を行っております。搾乳牛も、春から秋までは昼夜放牧を行うなど、土地の条件に適合した山地酪農を行っております。

 乳製品のなかで「神津ジャージーバター(発酵バター)」は明治22年より製造され、その品質は広く人の認めるところであり、純良バターの製造は時に採算を度外視して伝統を絶やさぬよう努めています。アイスクリームは「ソフトとハード」を製造しています。特にソフトクリームは、牛乳の香りをそのまま生かした爽やかな甘味の自信作であり、来訪者の大半にご賞味頂いている人気製品です。

 平成7年製造開始の「のむヨーグルト」は、とろみ感の濃厚な味わいで好評を得ています。ナチュラルチーズの製造も古くから行われていますが、現在はチェダーチーズとゴーダの2種類が商品化されています。チーズも独特の味わいがあり、愛用者に珍重されています。製品のベースとなる牛乳は、一貫してジャージー種牛乳にこだわり続け、高蛋白・高脂肪の乳質がいずれの製品にもよく反映されています。「牛乳が美味しいからアイスクリームもチーズも、みんなおいしいんだね。」といわれております。牛乳はロッジでのコップ売りのほか、1000cc入りのパック牛乳でも販売されています。

 また牧場には、大正の終わり頃から、荒船山や物見山の風光明媚さと高山の爽やかさを求めて、ハイキングなどでたくさんのお客さんが訪れるようになりました。これをきっかけに、第二次世界大戦前から山荘を経営するようになり、来訪者の便宜を図るとともに、牛乳・乳製品の販売を行ってきました。その後、昭和43年に妙義・荒船・佐久高原国定公園に指定され、妙義・荒船林道の開通とともに、来訪者が増加の一途をたどるようになりましたので、昭和46年にロッジを開設し、今日に至っています。現在、檜造りのおちついた雰囲気の食堂、ベッドを主体とした宿泊施設、牧場産の牛肉を提供している鉄板焼コーナーなどの施設があります。最近では、宿泊施設を利用した1泊2日の牧場体験も行っています。また、宿泊者のみが利用できる牛乳風呂も昔から有名です。

■神津牧場花祭り

 毎年、5月の第3日曜日に、春の牧場を楽しむお祭りとして「神津牧場花祭り」が開かれています。もともとは戦前から行われていた一月遅れの花祭り(釈迦祭り)でしたが、平成になって地域のイベントとして行われています。花祭りの日、畜魂碑の前では、野牧寺の住職がお経をあげます。上州(群馬県)と信州(長野県)をつなぐ志賀峠の道沿いにあったお釈迦さまの像(2体)が、昭和10年ころに、牧場の敷地内に移されました。広場で太鼓の演奏をする荒船太鼓保存会のみなさん。イベントの内容は後出の神津荒船もみじ祭りとほぼ同じです。

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■親子牧場体験
毎年夏の時期に、次のような日程で親子牧場体験が行われます。
(実施日や費用については、直接お問い合わせください。)
親子牧場体験日程表
1日目
1) 開校式・日程説明
(昼食:ジャージー牛のビーフカレー) 12:00〜
2) 講義 −牛と牧場について 13:00〜
3) 燻製作り
※牛モモ肉をスライスし、塩、胡椒で味つけ、燻製器に吊るして、桜のチップで一晩燻します。 13:30〜
4) カッテージチーズ作り(親)
※原料乳を乳酸菌とレンネットで凝固させたものを細断、攪拌、加熱、水洗いして仕上げます。
※時間内にアイスクリームも作って食べます。 14:00〜
5) 展望台ハイキング(子)
※場内ハイキングをして、途中牧草を刈り、牛にあげます。帰ってくるとチーズができてるかな?
お父さん、お母さんと試食します。 14:00〜
6) 搾乳 −乳搾り、ブラッシング
※牛の乳房から直接手で搾り、牛乳の味見をします。
※牛の体をブラッシングします。 16:00〜
7) 放牧の手伝い 17:00〜
※夜間放牧に出す牛たちを放牧地まで追っていきます。
(夕食:ジャージー牛肉の鉄板焼き)18:00〜
(入浴:牛乳風呂)
8) 夜空観察(ただし晴天のみ)

2日目
1) 搾乳見学(希望者)
※タンデム式ミルキングパーラーで搾乳の見学 6:00〜
(朝食) 8:00〜
2) バター作り
※乳酸発酵させたクリームをガラス瓶に半量ほど入れ、両手で持って強く振ってバター粒を作り、水洗いして仕上げます。 9:00〜
3) 燻製とバターの試食
(工場見学)
(昼食:ジャージー牛の牛丼) 10:00〜
12:00〜
4) 閉校式・解散 13:00


■神津荒船もみじ祭り
毎年10月下旬の土日に行われる祭りで、「もみじを眺め、焚き火で遊び、もりもり食べる」行事です。
主催:神津牧場
共催:下仁田町観光協会(TEL0272−82−2111)
【内容】
・来場者全員にコップ牛乳の無料サービス
・物見山、荒船山登山者にソフトクリーム無料サービス
・展望台に登り、アンケートに答えたら飲むヨーグルト進呈
・子牛の体重当てクイズ(賞品あり)
・つり池開放
・白樺の木の輪切りに焼印を押して記念品作り
・落ち葉を集め、薪を拾いどんどん燃やす
・じゃがいもを焼いて、神津バターで「じゃがバター」
【有料コーナー】
紅葉の中でバーベキュー(2人前 1、200円)
バター作り体験(500円)
牛乳風呂体験:男女各20名限定(300円・タオル付)
などなど、たくさんのイベントが用意されています。