田崎美術館

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田崎美術館

北佐久郡軽芹沢町丁一ヶ滝プリンス通り
0267-45-1186

しなの鉄道中軽井沢駅より車で5分
上信越自動車道碓氷軽井沢ICから20分駐車場:30台

開館時間:10:00-17:00(7月20日〜8月31日は9:30〜17:30)
休館日:水曜日(7月20日〜8月31日は無イ木)、12月1日〜3月31日休館
大人900円、各種学校生800円、高・大学生700円、小・中学生400円(団体割引あり)
主な収蔵品:田崎廣助の作品70点を常設展示

文化勲章画家・田崎廣助(一八九八〜一九八四年)が戦前、戦後を通して第二の故郷として愛し続けた軽井沢に、制作した作品を永久に保存展示したいという、故人の遺志によって、一九八六年五月に開館しました。軽井沢の三笠にアトリエを持ち、浅間山や、蓼科山を背景にした白樺湖、八ヶ岳、妙高と野尻湖など、多数の作品を残しています。明治から大正、昭和を生きてきた廣助の画人、文人との交友の手紙は、おびただしい数にのぼり、画壇の創成期から今日までの歴史そのものであると言えます。

http://tasaki-museum.org/

沿革 

 田崎美術館は、文化勲章受賞画家田崎廣助が戦前、戦後を通じ第二の故郷として愛した軽井沢に自己の作品を永久保存展示するために作られた美術館です。廣助は昭和41年から軽井沢三笠にアトリエを持ち、浅間、白樺湖を背景に蓼科、八ヶ岳、妙高と野尻湖など多数の作品を世に残しました。また、明治、大正、昭和を生き抜いた廣助は生前おびただしいほどの画人文化交友をしており、その資料だけでも、画壇創世記から今日までの歴史そのものであるといわれています。



 田崎美術館は、文化勲章画家・田崎廣助(一八九八〜一九八四年)が戦前、戦後を通して第二の故郷として愛し続けた軽井沢に、制作した作品を永久に保存展示したいという、故人の遺志によって、一九八六年五月に開館しました。軽井沢の三笠にアトリエを持ち、浅間山や、蓼科山を背景にした白樺湖、八ヶ岳、妙高と野尻湖など、多数の作品を残しています。明治から大正、昭和を生きてきた廣助の画人、文人との交友の手紙は、おびただしい数にのぼり、画壇の創成期から今日までの歴史そのものであると言えます。
 現代の絵画の特色として、すべての作家がそれぞれに自分の魅力を語り、多彩な世界を構成していますが、作品が表す風格や、理想の高さにおいて、廣助の制作ほど荘厳な格調をみせ、理想を判然と表す作品は、他では見当たらないとまで言われています。どの作品も、雄潭な気宇が満ち満ちており、常に命がけで制作する絵画は、自然を様式化したなかでとらえ、豪壮で逞しく、神の世界へ近づこうとしています。
 廣助が選んだ自然は、スケールの大きい阿蘇山や浅間山であり、そして富十山です。富士山を描くとき、小高い所から、芦ノ湖や、周辺の山々を俯瞰しながら、秀峰富士に対しています。廣助の風景が、荘重に見え、多角的に見えるのもそのためであります。富士の絵では、雲上の富士だけをつかまえたり、連山の上に出た富士を見たものが多いが、廣助はそれを避けて、空も、湖も、麓の山々も樹間の人家もひっくるめて、自然全体の中の富士としてつかんでいます。当美術館には、以上のような作品を常設展示いたし、見る人が絵画に語りかけられるような親しみやすい場所を心がけております。(館長田崎陽之介)