春原家住宅

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春原家住宅


 江戸時代の祢津旗本領五千石の領下東山田村の小集落の庄屋の家で、江戸時代初期からこの地に住んでいたと言われています。慶安、元禄の頃に名字を許され、三百年前に四十数坪の建物が建てられました。春原家住宅は、平面、構造に長野県東南部の農家の特色がよくあらわれます。同系統の民家の中では年代がきわだって古いものです。

http://www.city.tomi.nagano.jp/manabu/bunkazai/sunoharakejyutaku.html
東御市和7192番地1

 「春原家住宅」は、江戸時代初めごろに建てられた大きな農家で、保存解体修理によってとして復元されたものです。建物の年代を示すものは見当たりませんでしたが、細い小屋梁を用い、屋根裏の垂木などは縄巻きでおさえ、部屋に窓や戸も少なく、その仕切りには壁が多く、閉ざされた作り方でできていました。建てられた当時は、床もない土間を中心として生活していたと思われ、また、各部屋の広さに比べて、土間の割合が広いなど長野県の東南部に見られる古い農家の特色が良くあらわれており、こうした民家の中では年代が極めて古く、17世紀末(元禄時代)の建設と考えられます。

 南向きに建てられたこの住宅は寄棟造り茅葺きで、正面10.5間(約19m)、横4.5間(約8m)の大きな家で間取りは、ダイドコ(馬屋付−土間)・チャノマ・ザシキ・オヘヤ・ネドコ・キタノマなどとなっています。300年くらい前からすでに約40坪(約132平方メートル)の建物が建てられていた(大部分の農家は20〜30坪<約66〜99平方メートル>の広さの家)ということから、村の上層の農家建築であったと考えられ、当地方における古い民家建築として注目されています。