広川原の洞穴群「最勝洞」 |
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広川原の洞穴群「最勝洞」臼田地域の東南に位置する広川原地区には、県指定の天然記念物「洞穴群」があります。この洞穴は角岩という珪酸を含んだ硬い岩石にできた、学術的にも価値のあるもので洞穴の中には水をたたえた地下湖になっているところもあります。 この地下湖には古くから「最勝洞」と呼ばれてきた洞穴があり湖沼学や生物学の権威ある学者によって水温水質など細かく調査が行われた結果、日本におけるめずらしい地下湖であると認められました。また、「ケンミジンコ」という名の無色無眼の生物が生息しているといわれています。 広川原地区の禅昌寺裏山に位置する地下湖「最勝洞」。山道を登ると滝もあり美しい景色も見ることができます。体力に自信のある方はぜひ訪れてみてください。佐久市臼田城山北交差点(R141号)から下仁田・臼田線を約20km 車で約1時間。 最勝洞洞穴群は、同集落の禅昌寺裏山に点在し、名称は本穴、地獄穴、極楽穴、蝙蝠穴、屏風穴、抜穴、奥の院穴など―。洞穴へ向かう山道はよく整備されており、道沿いには100体を越える地蔵が並びます。最も大きい「本穴」には、3つの地下湖があり、弁天池・御渡池・桟織池と呼ばれています。洞穴は通常、石灰岩の地層にできますが、地質の硬い「角岩」の中にできるのは珍しく、この洞穴群は長野県の天然記念物に指定されています。最勝洞と言う名前の洞窟があるわけではなく複数の洞窟群になっています。 抜穴、本穴(50mくらいで地底湖)、龍王穴、七宝穴、鏡穴、蛇穴、屏風穴、奥の院穴、地獄穴、極楽穴、奥の院穴とあります。禅昌寺の裏から最勝洞へ向かう登山道には五百羅漢が並んでいるので目印になります。 禅昌寺 |
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