吾妻渓谷 |
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吾妻渓谷吾妻渓谷(あがつまけいこく)は、「関東の耶馬溪」の異名をとっており、群馬県では上毛かるたの「耶馬渓しのぐ吾妻峡」の札でも知られます。また、若山牧水がこよなく愛した景勝としても有名です。国指定名勝となっている八丁暗がり付近を特に吾妻峡と呼びます。 遊歩道は設置されていますが、舗装などの近代的整備が行われている部分はなく、全行程にわたり急勾配が連続し、急斜面に沿った細い部分や沢を渡る部分などもあり、歩行には注意を要します。過去に多くの観光客が足を滑らせるなどして滑落死しています。また、遊歩道の一部に手すりが設けられています。 建設の進む八ッ場ダムは渓谷の中途に作られ、完成の際は一部がダム湖に沈むこととなります。もうすぐダムに沈む川原湯温泉の工事は、だいぶ進んでいます。ダムに沈む直前に行けばいいと思っている人は、その考えを改めた方が良さそうです。現在、ダム工事が進み、渓谷の姿は刻々と変化しつつあります。自然はどんどん壊されつつあります。 来年は、もっと悲惨なことになっていると思います。特に、川原湯岩脈と横壁コースは見るも無惨な形になっているので、今の内にカメラを持って出発して下さい。ところで吾妻渓谷ですが、いろいろな見所があります。滝見橋、白糸の滝、紅葉のトンネル、栃洞の滝、仙人窟、大蓬莱、小蓬莱、新蓬莱、大曲の滝、竜尾岩、鹿飛橋、紅葉台、竜頭岩、若葉台、八丁暗がり、姥子平などがあります。 工事中とはいえ、まだ、こんな景色も残っています。 ここは、仙人窟。 吾妻渓谷の流れ。 鹿跳橋(かっとびはし)です。 ここで記念写真を撮る場合は、 バイクに乗っているポーズで撮ります。 美しいですね。これがダムに沈むと思うと、やりきれません。 |
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