矢倉鳥頭神社・神代杉 |
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矢倉鳥頭神社・神代杉東吾妻町大字矢倉地内にある鳥頭神社では、毎年4月の第3土曜日と11月3日に例祭が行われます。例祭には太々神楽が奉納されます。 この神社は天保年間の改築と伝わっています。創建の年月は分からないのですが、口碑に拠れば建久年間の創立と言われる。後元享年中、吾妻太郎行盛の時さらに社殿を造営したと言われている。真田氏統治の時代になってからも、社領の寄進、修理等行われていたようです。 また、真田幸綱(幸隆)が岩櫃城へ攻め寄せようとしたとき、事前にこの矢倉鳥頭神社の社殿で海野長門、海野能登、斉藤弥三郎、富澤、蜂須賀等の吾妻諸将が、離反の密約を行ったとも言われています。 この神社は別名「大杉神社」とも呼ばれ、境内に神代杉と呼ばれている杉があります。これは、往昔日本武尊の東征の凱旋の際手植えした杉と伝わっています。この杉は、天明三年の浅間山大噴火の時に焼け、その中から杉が生えてきて現在は親子杉と呼ばれていてこの地の名勝となっています。 |
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