熊四郎岩

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熊四郎岩


 万座薬師堂の北方にある熊四郎岩窟からの矢の根石などの出土品によって、温泉の利用は先史時代にはすでに行われていたという確証は得られています。ここは先史時代の住居跡で、ある狩人がここに野宿して一夜、熊と白という二匹の愛犬に危難を救われたためにつけられた名称であるといわれ、また一説には狩人の熊四郎がこの温泉を発見したため、付近一帯を熊四郎山と呼ばれるようになったとも伝わっています。 このことから古代人がこの温泉を発見し、利用したことは疑いのない事実でしょう。石器時代から歴史時代、さらに現代人のハイキングに至るまで、この岩窟は万座温泉を愛する旅人にとって、最も古い旅館だったということになります。


 熊四郎という名は、ある狩人がここに野宿し、その晩、熊、白という2匹の愛犬に危険なところを救われたのでついた。また一説には万座の麓にある門貝の狩人熊四郎がこの温泉を発見したために、付近一帯を熊四郎山と呼ぶようになったとも伝えられています。岩質は石英粗面石とみられ、洞窟内部の成因は自然石で、硫黄分を侵出する酸性の水分にむしばまれ、剥がれすい岩壁が崩れて長い年月の間に形成したと考えられます。

 この近くの地域で石器時代の遺物が発見されていることから、この洞窟を先史時代の人々が利用していたのではないかと考えられ、荻原進氏より発掘調査が行われました。その結果、嬬恋村には数少ない弥生式土器が発見され、万座温泉が先史時代からのものであったことを証明する遺跡であるとされています。
(嬬恋村教育委員会)


万座温泉の湯畑から、遊歩道が山頂付近まで続いています。
熊四郎洞窟まで10分くらい。