大笹神社境内南隅に建つ。万座・鹿沢口駅から国道144を田代湖方面に向かうと、左折する県道大笹・北軽井沢線をはさんで、村指定文化財である芭蕉の句碑、無量院の五輪塔、大笹関所跡が点在する。芭蕉の句碑は、大笹神社境内の鳥居前にあり、嘉永6年(1853)に建立。碑には「雲雀啼なかの拍子や きじの声/はせを翁」(猿蓑の句)と刻まれている。