ミカドコーヒー |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ミカドコーヒー軽井沢で老舗の喫茶店といえば、ミカドコーヒーです。ミカドコーヒーの名前が広く知られるようになったのは昭和44年に発売された「モカソフト」というヒット商品によるところが大きいのではないかと思います。かのジョン・レノンとオノ・ヨーコもここの常連で、モカソフトを食べながら旧軽井沢銀座を散策したそうです。それが「食べ歩き」の元祖になったという話もあります。このモカソフト、ドリップしたての珈琲の香りとほのかな苦みがあり、さっぱりとした口当たりで実においしいのです。長野県北佐久郡軽井沢町旧道786-2 0267-42-2453 AM10:00〜PM5:30(オーダーストップPM5:00) 旧軽井沢にミカドコーヒーがオープンしたのは、昭和27年。戦後、珈琲がようやく皇族、外交官、文化人の飲み物から一般人に広まってきた頃でした。けれどもまだコーヒーは高価な飲み物。1カップ60円位でした。その当時、ミカドコーヒーは、日本橋室町にスタンド形式で、半額の値段でコーヒーを販売しました。今で言うドトールコーヒーなどのはしりであり、コーヒーの普及に大きな役割を果たしました。けれども、今のミカドコーヒーは、安いフランチャイズの形式をとっていません。ブラジルやコロンビアから厳選された豆を使って様々な種類のコーヒーを販売しています。 軽井沢旧道店に30年勤めた著者がによる「軽井沢ミカド珈琲物語」という本が、文芸社から出版されています。ミカドコーヒーを訪れたたくさんの著名人のエピソードを知ることができます。 ところで、このモカソフト。店内で食べるのと買って歩きながら食べるのでは値段が違います。モカソフトねらいだったら、280円の安い値段で買えるお持ち帰り用がおすすめ。のんびりしたい人には、店内で、レトロな雰囲気を味わいながら、昔からの製法で作られているる濃厚なチーズケーキやアップルパイをいただくのもいいですね。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||