丸岩 |
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丸岩丸岩JR川原湯温泉駅と長野原草津口駅間に、吾妻線の車窓から奇妙な丸い岩を見ることができます。標高1130mの丸岩は岩壁にベレー帽をかぶせたような形をした奇峰です。南側を除いた≡方を100mにも達する垂直の岩壁が囲み、岩壁の柱を束ねて立てかlナたような割れ目(柱状節理)は自然が造り出した驚愕の造形です。また、山頂部の北側や東面には自然林が残されており紅葉シーズンには樹木が色鮮やかに染まり、その個性的な票観は美しさの極みといえます。丸岩にまつわる言い伝えデイダラポッチは力持ちの大男で日本全国各地に数々のお話を残していますが、長野原町にはこんな言い伝えが残っています。「昔々あるところに、でつかい、でつかいデイダラボッチ様っちゅう人があったそうだ。今でもその人のでつかい足跡ががまくぽっちゆうところにあるそうだ。そこは谷地窪でねえ。そこに−つと川向こうの横壁の勝沼に−つあるっちゅう。だから吾妻川をまたいで勝沼の水を飲み干しちゃったんだっちゅう。そいで勝沼には水がなくなっちゃったんだいねえ」 また、こんな伝説も 丸岩の頂上には城があり、ある時、敵が城を攻めてきました。城主は敵と取っ組み合いとなりましたが、勝負がつかず、2人とも谷に落ちて死んでしまいました。何年か後に、沢から水が出て桃の木が生えました。その桃の木には、赤と白の花が朕き分lナに咲くようになったと言います。これは死んだ2人の霊が桃の花についたためと言われています。 |
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